がん肺転移抑制剤エリトラン?

がんの肺への転移をエリトランという物質が抑制できる可能性が見いだされ、新たなメカニズムの抗がん剤誕生か、と期待されています。エリトラン(下図)はもともとエーザイが敗血症の治療薬として開発された薬剤です。

がん肺転移抑制剤エリトラン?

肺に転移するがん細胞は、転移の前に肺の細胞に作用し、肺を炎症状態にする性質を持っています。エリトランはこの炎症の発生を抑えることができます。マウスに皮膚がんの細胞を注射するとがん組織として定着し、やがて肺に炎症を起こして転移します。ところが、エリトランを投与すると炎症が抑えられることがわかりました。

がん細胞の肺への転移のほか、肺から別の臓器への転移も同様の炎症メカニズムが関わっていると考えられていますので、エラトリンは広範に作用する新たなメカニズムの抗がん剤になる可能性があります。
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2015-07-27 : ヴォイニッチの科学書 : コメント : 0 :
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