日本周辺の気候には数十年サイクルの周期性があるらしい

海洋開発研究機構(JAMSTEC)、東京大学、カリフォルニア大学サンディエゴ校の共同研究グループが東アジアから太平洋にかけての夏の天気に大きく影響する大気圧分布のパターンを過去117年分解析し、夏の気温、雨期の降水量、日本に来る台風の数、日本の米の収穫量などとの相関を調べました。

その結果、相関は
・明確に相関
・相関が不明瞭
の二つのパターンが周期的に繰り返されていることがわかりました。

パターン解析によって、明確に相関している時期において・・・

パターン1=日本近海の気圧が平年より高く、フィリピン近海では引く年の夏(下図)は日本は乾燥し暑い夏になります。また、日本では米が豊作となります。
日本周辺の気候には数十年サイクルの周期性があるらしい


パターン2=フィリピン近海の気圧が平年より高く日本近海が低い年は日本は冷夏・長雨の傾向が見られ、米は凶作となり1993年の米不足はまさにこの気圧パターンに一致していました。

相関が明瞭な時期と不明瞭な時期が繰り返されると言うことは気候の変動がある一つの方向に向かって変動しているのではないと言うことを示唆しており、地球温暖化の評価にも影響を与えそうです。このような変動は東太平洋のペルー沖で発生するエルニーニョ現象においても見いだされています。

日本周辺の気候には数十年サイクルの周期性があるらしい
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2015-08-12 : ヴォイニッチの科学書 : コメント : 0 :
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