貧困が子供の脳の構造に与える影響

貧困家庭の子供のが低学力になりがちな点は大きな社会問題として対応が求められています。その直接的な理由はお金がないことによる読書経験や博物館や自然観察などの社会体験の不足や、貧困層の親はそもそもが教育に関心が無いことが多い、などが指摘されています。

米ウィスコンシン大学マディソン校の研究者が米国の子供約400人の脳構造をMRI調べた結果、貧困層(4人家族で年間の収入が300万円以下)の子供では脳灰白質と呼ばれる神経細胞の細胞本体が集まっている部分が10%も少ないことを明らかにしました。見る、聞く、記憶、感情、話す、意志決定、自己制御などの活動は脳は灰白質が司っていることがわかっています。

この研究者は、低所得層の子どもは幼い頃に経験する語彙の少なさ、読書やゲーム体験の少なさが脳の成長に必要な刺激の不足を生み出している上、ストレスや栄養不足などの因子も脳に悪影響を及ぼしているのではないか、と述べています。
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2015-08-13 : ヴォイニッチの科学書 : コメント : 0 :
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