Chapter-562 人体内細胞ネットワーク

2015年8月15日 Chapter-562 人体内細胞ネットワーク

理化学研究所の研究チームは、私たちの身体の中で、細胞が互いにコミュニケーションする時に通信手段として使用されるタンパク質の大規模な解析を行い、細胞間相互作用を可視化することに成功しました。  

胞間相互作用は、細胞から分泌されるホルモンのような分子が、細胞と細胞の間を移動して別の細胞にたどり着き、細胞表面に存在する受容体と呼ばれるタンパク質に結合することによって行われています。これまで、特定の生命現象、たとえばモノを考えるときには細胞と細胞がどのように相互作用しているか、とか、異性を好きになるときにはどんなホルモンが活発化しているか、といった研究は精力的に行われていましたが、細胞同士の相互作用の全体像を体系的に記述した報告はありませんでした。  

研究チームは、ヒトで報告されている約2000組の細胞同士の相互作用に着目し、それらの活動を144種類のヒトの細胞の遺伝子などのデータを使って網羅的に解析しました。その結果、ほとんどの細胞が数十種から数百種もの相互作用を同時に行っていたものの、細胞の種類によって特異的な情報交換が活性化している傾向が非常に強いことや、異なる種類の細胞同士の通信よりも、血球系同士、神経細胞系同士など由来を同じくする細胞同士の通信の方が多いことなどがわかりました。



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2015-09-06 : ヴォイニッチの科学書 : コメント : 0 :
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