エンケラドスの地殻は完全に海に浮かんでいた

土星の衛星エンケラドスは南極付近から水が噴水のように噴き出しています。このことから内部には液体の海があるのではないかと思われていました。

土星探査機カッシーニがエンケラドスのふらつきを精密に測定したところ、エンケラドスは非常に大きくふらふらとふらついていることがわかり、詳細な解析の結果、下の図のように岩でできた中心核と氷でできた地殻は完全に分離しており、陸地の無い全球が海で覆われた衛星において、その表面が凍結した構造であることがわかりました。

エンケラドスの地殻は完全に海に浮かんでいた

エンケラドスは土星や周辺の衛星の引力によってもみくちゃにされて発熱しているために液体の海が存在しています。場合によっては地球の深海底熱水噴出口付近のように太陽エネルギーを必要としないエビやカニの大群集があるかもしれません(想像)


あるいはエンケラドスがもう少し温暖な環境にあれば、陸地の無い海の星になり得たかもしれません。生命が高度な文明を持つには陸地が必要であるとされていますが、もしエンケラドスのような完全な海の天体で生物が進化を続けた場合、どのような文明を築くのかも興味深いですね。
関連記事
スポンサーサイト
2015-10-01 : ヴォイニッチの科学書 : コメント : 0 :
コメントの投稿
非公開コメント

« next  ホーム  prev »

おびおのプロフィール

おびおがしかし

Author:おびおがしかし
会社員をしながら科学のコンテンツを作ってます。書籍とか、トークライブとか、セミナーとか、ネットラジオとか、Webコンテンツとか。でも、楽しいことしかしません。楽しいことしかできない病、TD! それがおびおなのです。
苦手な食べ物:シーチキン、レバー、昆虫系
Web:ヴォイニッチの科学書
お気づきの点はメール
twitter:科学の自動会話プログラム ぼっとびお。

スヴァールバルの画像保管庫

スポンサードリンク

スポンサードリンク

ワトソンの検索窓

ロザリンド・フランクリンのダイアリー

08 | 2017/09 | 10
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

QRコード

QR