男を父親らしくする脳の部位

マウスの場合・・・人間にもある程度は言えることですが・・・自分の子どもがいない雄マウスは子マウスに対して攻撃的ですが、自分の子どもを持ったことがある雄マウスは子どもを育てる行動をとるなど父親らしくなります。その変化を司っている脳の領域「cMPOA」と「BSTrh」を理化学研究所の研究者らが特定しました。

未婚雄マウスの子マウスに対する攻撃行動には「BSTrh」と名付けられた脳の特定領域が重要であり、また父親マウスの養育行動にはそことは異なる「cMPOA」という領域が重要であることがわかりました。

・cMPOA(養育部位)にはBSTrh(攻撃部位)の働きを抑える能力がある
・cMPOA(養育部位)を遺伝学的手法で活性化すると子どものいない雄マウスでも子マウスへの攻撃が減弱する
・メスとの交尾経験後はcMPOA(養育部位)が活性化する
・cMPOAとBSTrhの脳部位の活性化状態を測定するだけで、95%以上の高精度でその雄マウスが養育型か攻撃型かを推定できる

などの実験結果から父親になる時にはBSTrhに対しcMPOAの活動が優位になることで、子への攻撃をやめ養育する「父性の目覚め」が起こる可能性が示唆されました。

男を父親らしくする脳の部位
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2015-10-04 : ヴォイニッチの科学書 : コメント : 0 :
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