人工衛星でウナギを追跡

ウナギが産卵から成長にかけて太平洋や大西洋を大回遊して故郷の川や湖に帰ることがわかってきましたが、カナダのラバル大学の研究者らがウナギの成魚に衛星タグを取り付け、人工衛星を使ってその回遊の様子を観察することに成功しました。幼魚が成魚に成長する過程の回遊経路はかなり解明されていますが、成魚が産卵場所に戻る過程はよくわかっていませんでした。

カナダ東海岸を中心に行われた今回の研究によると、カナダ産のアメリカウナギはカナダ東海岸から北大西洋のサルガッソー海の北端に至る2400キロを回遊しているようです。また、ある特定の海域でサメに食べられることが多いこと、これまで成魚の回遊ルートがわからなかったのは700メートルもの深い場所を平気で泳ぐためであることなどがわかりました。

なお、この衛星タグは時刻とGPSの位置情報や水深などを記録する機能を持っており、ある程度の期間で外れるような緩い装着をし、はずれると海面に浮かび上がって衛星にデータを送信する仕掛けになっています。調子よく泳いでいたものが、ある場所で、予定より早く突然タグがはずれると「あ、食われたな」ということがわかるようです。
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2015-11-21 : ヴォイニッチの科学書 : コメント : 0 :
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