ホウ素中性子捕捉療法

がんの新たな治療方法が実用化間近です。

ホウ素中性子捕捉療法「BNCT」と呼ばれる新しい治療方法は
・がん細胞にホウ素入り薬剤を取り込まさせる・・・トロイの木馬的な感じ
・がん細胞に中性子線を照射する・・・中性子線がホウ素に当たると放射線が発生
・薬剤を取り込んだ細胞(=がん細胞)だけが破壊される
というものです。

発生する放射線はホウ素が中性子線のエネルギーを受けてリチウムに崩壊するときに放出されるアルファ線です。アルファ線はすぐに消滅し、隣の細胞にさえダメージを与えませんのでがん細胞だけを破壊することができる仕組みです。ホウ素を取り込んだ細胞だけがダメージを受けますので、正常な細胞の中にがん細胞が散らばっているような転移したがんの治療においても適用できます。

住友重機械工業とステラファーマが2016年度中に臨床試験に入り、2018年の承認申請を目指していますので患者さんに適用されるのはもう少し先のことになりますが。
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2016-01-17 : ヴォイニッチの科学書 : コメント : 0 :
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