Chapter-583 ダカール・ニーニョ現象の発見

2016年1月9日 Chapter-583 ダカール・ニーニョ現象の発見

 国立研究開発法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)が西アフリカのダカール沿岸に発生するあらたな大規模気象現象を発見しました。名称は「ダカール・ニーニョ/ダカール・ニーニャ」といいます。  

 ダカールは西アフリカの地名ですが、沿岸は、貿易風と地球の自転の影響によって海水が常に沖合に運ばれ、それを補うように海底から冷たい海水が上昇しています。海底からはプランクトンの死骸などで栄養豊富な深海の水が上昇しますので豊かな漁場となっています。ですが、数年ごとに海面水温が大きく変動し、栄養豊富な海水の上昇量が減少するなどして生態系に大きな影響を及ぼすことがあります。これはまさによく知られているエルニーニョと同じ現象です。  

JAMSTECは1982年以降30年間の海水温データを解析し、ダカール沿岸の海面水温が温かくなるダカール・ニーニョ現象が6回、冷たくなるダカール・ニーニャ現象が5回発生していることを発見しました。このような現象が発生すると上空の大気が暖められたり冷やされたりするため、海の上の風の強さや風向きに影響をおよぼし、周辺の気候に大きな変化が出ることも突き止めました。



この記事はインターネット科学ラジオ番組「ヴォイニッチの科学書」のあらすじです。
ヴォイニッチの科学書は毎週ホットな話題をわかりやすいフレーズで配信しています。
無料版(短縮版)は iTunesStore インターネットラジオ局くりらじから配信登録できます。iTunes の検索窓に「ヴォイニッチ」と入力してください。
有料版は株式会社オトバンクが発行するオーディオブック番組です。定期購読はこちらからお申し込みいただけます。有料版にはより長時間の音声配信並びに、詳しい配付資料を提供しています。

関連記事
スポンサーサイト
2016-02-21 : ヴォイニッチの科学書 : コメント : 0 :
コメントの投稿
非公開コメント

« next  ホーム  prev »

おびおのプロフィール

おびおがしかし

Author:おびおがしかし
会社員をしながら科学のコンテンツを作ってます。書籍とか、トークライブとか、セミナーとか、ネットラジオとか、Webコンテンツとか。でも、楽しいことしかしません。楽しいことしかできない病、TD! それがおびおなのです。
苦手な食べ物:シーチキン、レバー、昆虫系
Web:ヴォイニッチの科学書
お気づきの点はメール
twitter:科学の自動会話プログラム ぼっとびお。

スヴァールバルの画像保管庫

スポンサードリンク

スポンサードリンク

ワトソンの検索窓

ロザリンド・フランクリンのダイアリー

06 | 2017/07 | 08
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -

QRコード

QR