歯の数を増やすことに成功

理化学研究所と東京医科歯科大学の共同研究グループは実験動物マウスを使った研究で、歯のもととなる原基(歯胚)の分割を行うことにより、歯を増やすことに成功しました。

歯の喪失に対する治療として、入れ歯やブリッジ、インプラントといった人工物による代替治療が行われています。しかし、これらの治療法だけでは、歯の生理的機能を完全に回復することはできません。そのため、歯科再生治療の開発が進められています。

現在行われている歯科再生治療は自身の機能していない歯を歯の欠損部に移植し、歯の生理機能を回復する自家歯牙(しが)移植や幼弱な発生段階の自家歯胚を移植し、歯を発生させる歯胚移植治療です。

共同研究グループは、歯胚の分割操作を行うことにより、1つの歯胚から複数の歯胚を発生させる歯胚分割技術を開発しました。この技術を用いて実験を行ったところ、複数の歯胚が正常に発生し、天然の歯と同等の構造を持った歯が再生されました。これら再生歯は、歯の矯正によって歯並びを整えることが可能で、神経機能を持っており、機能的にも天然歯と同等でした。
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2016-02-21 : ヴォイニッチの科学書 : コメント : 0 :
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