特別な日には透明の花束を

特別な日には透明の花束を
東京理科大学、熊本大学、奈良先端科学技術大学院大学との共同研究です。

これまで脳を透明にする技術や、ネズミの身体を透明にする技術を紹介してきましたが、今度は植物です。植物を透明にできれば、すごくステキな花束が作れそうです。一番下にLEDを仕込んでおけば植物が光学繊維みたいに機能して美しく光る花束とかすてきではないですか?

今回この研究者らが開発したのが短時間で植物の組織や器官をまるごと透明化する方法TOMEI(Transparent plant Organ MEthod for Imaging)です。

実はこれまでも植物を透明化する技術はあったのですが、従来の方法では透明植物の作製には、短くても2~3日かかっていましたので植物はクシャクシャになり、とてもガールフレンドにプレゼントできるシロモノにはなりませんでした。今回開発された新たな方法はわずか2 時間で透明植物を作製できますので、植物が劣化することを防ぐことができます。

TOMEI技術では植物は無傷のまま表面から内部まですべて透明になります。水や栄養の通り道まで透明にすることができますので、透明にした後に色素などを注入すると新しい芸術表現にもつながると思います。あるいは、細胞核で合成される蛍光タンパク質の遺伝子を組みこんだ上で透明化させて、ブラックライトを照射することによって点々と蛍光で輝く植物も作ることができるかもしれません。

スマホで花屋さんに、バラとかすみ草を透明で20本。核染色は赤で、ミトコンドリア染色はピンク、葉っぱは色素を少し残してメッシュで、LEDは緑で、とオーダーしておけば、希望通りの花束が2時間後にお店で受け取れる・・・なんて時代は来ますかね?
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2016-03-27 : ヴォイニッチの科学書 : コメント : 0 :
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