人工衛星を宇宙ステーションで印刷して放出する時代

3Dプリンターで人工衛星のアンテナを

上の写真はESA(欧州宇宙機関)の試験室で周波数特性試験中の3Dプリンターで印刷したパラボラアンテナです。樹脂で一体成形で印刷され、銅メッキすることによって要求されるアンテナとしての性能を発揮します。詳細はまだ発表されていませんが、ESAの研究者によると、性能は従来の手作り品と遜色ないそうです。

人工衛星のパーツ製作には3Dプリンターは非常に向いているそうです。現在はコストの点や複雑な形状のパーツを作れる点が注目を集めていますが、そう遠くない将来、樹脂、金属、基板、太陽電池など、現在はそれぞれ別々に進化を遂げている3Dプリント技術を搭載した複数ヘッドを持つ1台の3Dプリンターとなって、衛星本体を丸ごと一気に印刷できるようになりそうです。

そうなれば、今のようにロケットで衛星を打ち上げるのではなく、必要な素材(材料)をISSに運んで、衛星は地上から設計図データとして国際宇宙ステーション(ISS)に送信し、ISSの衛星用プリンターでカスタム印刷製造して宇宙に放出できるようになり、衛星の打ち上げ方法はコペルニクス的転回を迎えそうです。
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2016-03-31 : ヴォイニッチの科学書 : コメント : 0 :
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