史上最初に子供用ハーネスを使った生物

子供用ハーネスというのは、自分で走り回れるようになったくらいの小さな子供が親から勝手に離れて危険な場所に飛び出したり、迷子になったりするのを防ぐために親と子供をつなぎ止めておく紐です。今のところ、人間以外にハーネスで子供を親につなぎ止めて子育てをする生物は見つかっていません。

ところが、4億3000万年前に水中生活を送っていた節足動物(昆虫やエビ、カニの仲間)が自分の子供が行方不明にならないようにハーネスを使って子供をつなぎ止めて子育てをしていたらしいことが米国エール大学の古生物学者の研究でわかりました。

その生物はすでに絶滅したアキロニファー・スピノサスという生物です。この生物は身体からアンテナ状に伸びた脚からハーネスを伸ばし、その先に子供を結合させていました。下の図は研究者らが化石から作成した3D画像です。水色や紫色に着色された脚からハーネスを伸ばし、緑色で表現された子供をつなぎ止めています。

アキロニファー・スピノサス

このような化石が生成される原因として子育ての他に、寄生虫説やコバンザメのようなタダ乗り説も検討されましたが、いずれも専門家による状況証拠の検討の結果却下されました。
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2016-04-22 : ヴォイニッチの科学書 : コメント : 0 :
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