知的生命体は夜空のなんでもない星の近くにいる事実

太陽系外惑星の自転を始めて実観測に成功
NASA, ESA, and Y. Zhou (University of Arizona)

上の写真は地球から170光年離れた場所にある褐色矮星 2M1207 を公転している惑星 2M1207b をハッブル宇宙望遠鏡で観測した赤外線画像です。木星の4倍の大きさがある巨大なガス惑星で、大気温度が1400度近くもあり、非常に高温なので赤外線での観測が可能です。真ん中の「+」のある黒い丸が中心星 2M1207 ですが輝きが強く観測の邪魔になるので隠しています。

ハッブル宇宙望遠鏡でこの惑星を観測し続けたところ、明るさが周期的に変化することがわかりました。これは、惑星の表面の雲でできた模様が惑星の自転に伴って移動することによって、地球からの見た目の明るさが変化するためです。この観測は、太陽系外惑星の自転を直接観測した初めての成果です。
下のグラフは横軸が時間(1=60分)、縦軸が明るさのヘンな(パーセント)です。
NASA, ESA, Y. Zhou (University of Arizona), and P. Jeffries (STScI)

太陽系外惑星の自転を始めて実観測に成功

下のイラストはこの惑星から中心星方向を見た様子です。右側のひときわ明るい星が80億キロメートル彼方にある中心星です。この角度で見ると太陽も夜空の薄暗い星の一つとして観測できます(「Sun」と書かれた丸の中)。

太陽系外惑星の自転を始めて実観測に成功

上のCGで見ると太陽なんて、まったく目立ちもしない無数の夜空の星の中のひとつにすぎませんね。そこに私たちのような生命体が暮らしているということは、逆に私たちがなんとなく夜空で見ている、何でも無い星の近くにも私たちのような生命体がいても何ら不思議はない、ということになりますね。
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tag : 2M1207b 太陽系外惑星系

2016-04-24 : ヴォイニッチの科学書 : コメント : 0 :
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