トゥリモンストゥルム・・・なぜ人間は手と口を別々にしたのか

トゥリモンストゥルム

上の写真は3億年以上前の古生代に川を泳いでいた「トゥリモンストゥルム」という古代生物の化石です。発見者の名前をとってターリーモンスターとも呼ばれます。全長は約10cm。胴体は両端のとがった扁平な楕円形です。体幹には筋節があり(上の写真の胴体を横切るようなしましま)中央に腸管と脊索があります。口は前方に長く飛び出し、先端にはかたい歯のあるアゴ状の構造がありますので、ヤツメウナギとはチョット違うようです。

人気のバージェス頁岩よりも前から知られており、化石も多数発見されています。最近の研究では人間や鳥などの脊椎動物の仲間であることがわかりました。下のイラストはその復元図です。これが人間の仲間と言われましても・・・・という姿ですが、何となくバージェス頁岩の生物たちと共通する身体の構造も多いですね。こいつが生息していたのは3億年前、バージェス頁岩は5億年前です。同じ古生代ですが、バージェス頁岩の生物は古生代の初期、トゥリモンストゥルムは古生代の末期に現れました。手と口を兼ねる構造は当時の流行だったのかもしれないですね。

トゥリモンストゥルム

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tag : トゥリモンストゥルム 古生代

2016-04-24 : ヴォイニッチの科学書 : コメント : 0 :
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