地球に寄り添う準衛星を発見

NASAが「地球には準衛星(名前:2016 HO3)」があると発表しました。
「準衛星ってなに???」

って、多くの方が思われると思いますが、今回発見された準衛星は太陽を公転する小惑星の軌道が地球の軌道に非常に近く、地球の引力によってゆるく捕獲された衛星です。つまり、月のように地球の周りを公転しているわけでは無く、地球に寄り添うようにいつも地球といっしょにつかず離れずで太陽の周りを公転しています。

この準衛星の直径は40メートルないしは100メートル程度。軌道は月よりも遠いところにあり、最接近時でも月よりも38倍遠いところにあって大きな楕円を描いています。地球とこの準衛星の軌道の関係は非常に複雑ですので、是非、NASAのサイトのアニメーションでご確認下さい。
https://www.nasa.gov/feature/jpl/small-asteroid-is-earths-constant-companion


このような軌道を描く小惑星はこれまでも発見されたことがありますが、それらはたまたま発見時に地球の近くにいただけの天体でした。2016 HO3は地球の引力をそれらよりも強く受けているため、今後も地球に寄り添い続けるものとNASAの科学者は予測しています。

こういう天体が発見されると、なんだか親に「実はお前には妹がいるんだ」と初めて告白されたような気分になりますね。

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tag : 準衛星 2016 HO3

2016-06-17 : ヴォイニッチの科学書 : コメント : 0 :
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