光合成を画像化して観察することに成功

なんだか、オーブンの中のハンバーグのように見えるこの画像、実は葉緑体の活動を画像化したものです。葉緑体は植物の細胞の中にあって、光エネルギーと水と二酸化炭素から有機物を作り出す光合成反応を行っている細胞内小器官です。

画像の格子は1.5ミリメートル、つまり1ミリメートルのほぼ1000分の1という小ささですので、これまでの技術ではこのように詳細に葉緑体の様子を観察することはできていませんでした。

光合成を画像化して観察することに成功


光合成反応は葉緑素が光を吸収することによってスタートします。吸収した光エネルギーは葉緑素と連携している「集光アンテナタンパク質」「光化学タンパク質」へつ運ばれます。これを光エネルギー伝達といい、運ばれた光エネルギーによって化学エネルギー生産を行います。このように、光合成はさまざまな分子が連動して機能しています。

ところが葉緑体は上述のようにとても小さいので光エネルギー伝達を生きた細胞で観察した例はありませんでした。今回、理化学研究所を中心とする共同研究チームは、葉緑体のようなとても小さなものを三次元観察できる「共焦点顕微鏡システム(SCLIM)」を開発し葉緑体内部を生きたまま観察することに成功しました。それが上の画像です。

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tag : 葉緑体

2016-07-17 : ヴォイニッチの科学書 : コメント : 0 :
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